計算ツール
理想気体計算
PV = nRT により、圧力、体積、物質量、温度のうち1つを空欄にして未知量を計算します。
計算フォーム
このツールでできること
理想気体式 PV = nRT を使い、圧力P、体積V、物質量n、温度Tのうち1つを計算します。 計算したい項目だけを空欄にし、残り3項目を入力してください。
適用範囲
理想気体として近似できる気体の概算を対象にします。実在気体補正、圧縮係数Z、相平衡、 凝縮、混合気体の詳細な相互作用、物性データベースによる推算は扱いません。
実務上の注意
圧力は絶対圧、温度は絶対温度Kとして内部計算します。℃や°FはKへ、kPaやatmはPaへ 換算してから式に代入します。ゲージ圧は自動で絶対圧へ変換しません。
高圧、低温、凝縮しやすい成分、混合気体では、理想気体式から外れることがあります。 設計、安全判断、購買判断、運転条件の決定には、原典、社内基準、適用規格を優先して ください。
使用する式
理想気体式
PV = nRT、P = nRT / V、V = nRT / P、n = PV / RT、T = PV / nR
- 圧力は絶対圧として扱います。ゲージ圧から絶対圧への変換は行いません。
- 温度は絶対温度K、圧力はPa、体積はm3、物質量はmolへ内部換算します。
- 気体定数は R = 8.314462618 J/(mol K) とします。
変数定義
| 記号 | 名称 | 説明 | 標準単位 |
|---|---|---|---|
| P | 圧力 | 気体の絶対圧です。 | Pa |
| V | 体積 | 気体が占める体積です。 | m3 |
| n | 物質量 | 気体の物質量です。 | mol |
| T | 温度 | 気体の絶対温度です。 | K |
| R | 気体定数 | 理想気体式で用いる気体定数です。 | J/(mol K) |
単位上の注意
- P、V、n、T のうち計算したい1項目だけを空欄にしてください。
- 圧力は絶対圧として入力してください。ゲージ圧は大気圧を加えて絶対圧へ直す必要があります。
- ℃と°Fは内部でKに換算します。絶対零度以下の温度は計算できません。
- 高圧、低温、凝縮が起こり得る条件、混合気体では理想気体式から外れることがあります。
例題
標準的な条件から物質量を計算する
n = PV / RT より、約1.000001 molです。
FAQ
P、V、n、Tをすべて入力した場合はどうなりますか?
このツールでは1つの未知量だけを計算します。すべて入力すると計算できないため、計算したい項目を1つだけ空欄にしてください。
高圧の気体にも使えますか?
高圧では圧縮係数Zなどの実在気体補正が必要になることがあります。このツールは理想気体近似だけを扱います。
実務利用上の注意
本サイトの計算結果は、入力条件、単位、前提、適用範囲により変わります。 最終的な設計判断、安全判断、法令判断、購買判断、運転条件の決定には、原典、 社内基準、適用規格、専門家による確認を優先してください。